ユースソーシャルワークみやぎは、
困難を有する子ども・若者を支える若手支援人材の育成をサポートします。

子どもたちの問題/人材育成の必要性

東日本大震災の発災後、被災した子どもたちを支えるために、たくさんの子ども・若者支援に関わるNPOや市民団体が立ち上がりました。その数は、最大被災地と呼ばれる宮城県石巻市だけでも、約40団体にものぼると言われています。
震災から6年が経ち、7年目を迎えている宮城県における子どもたちをめぐる状況は、未だに混沌としており、様々な形での支援・サポートが必要な状況です。 父親のリストラをきっかけに家庭が崩壊、不登校になった中学3年生。母親がドラッグに手を出し、若くして世帯主になってしまった中学2年生。養育環境に恵まれず、深夜にこっそりインターネットカフェに家出する高校1年生。精神障害を抱え、情緒の安定しない母親と2人での生活を余儀なくされている中学3年生。教材費を滞納し、他の子どもと同じワークを学校で使えない小学4年生。
貧困、虐待、ネグレクト、いじめ、不登校、ひきこもり・・・昨今の「子どもの貧困」に代表されるような、これらの子どもをめぐる諸問題は、震災の有無に関わらず、この宮城県においても存在していました。そして、その深刻さに拍車をかけた、あるいは顕在化させたのが東日本大震災なのだと思います。


複合的かつ重層的な課題を抱えながら生きる子ども・若者を支えるためには、様々な角度から関わり、支援に取り組む人材が必要不可欠です。子ども自身が本来もっている力を最大限に引き出す教育的なアプローチ、健やかに生きていく上での環境要因を調整する福祉的なアプローチ、それらを組み合わせながら、かつ様々な支援団体・関係機関、地域の社会資源と繋がり、連携し、時には生み出し、支援を紡ぐ力、そんな力が今、支援者には求められています。
ユースソーシャルワークみやぎは、そんな支援者を育むと共に、支援者同士で育み合えるコミュニティ・ネットワークを、団体の枠を超えて生み出すことを目的に設立されました。支援の現場で孤立しがちな若年支援者を主な対象とした研修プログラムの実施、子ども・若者支援に関わるボランティアも含む支援者の裾野の拡大、当面はこの2つを主な目的として歩んでまいります。
 宮城県全域、どんな場所に生まれても、どんな境遇のもとに生まれても、当たり前に子どもたちが生きることができる、そんな地域コミュニティが育まれていくその一助に、ユースソーシャルワークみやぎがなることができれば幸いです。

団体概要

団体名ユースソーシャルワークみやぎ
所在地仙台市宮城野区榴岡4-5-2 大野第二ビル2階
メールinfo@ysmiyagi.org
WEBhttp://ysmiyagi.org/
設立2017年 3月30日
役員幹事:3名

沿革

2016年 ・次世代人材の育成が共通の課題としてあがる。宮城県内の子ども支援団体で合同研修を実施。
・NPO法人アスイク、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン、特定非営利活動法人TEDICで人材育成プロジェクト勉強会を実施
2017年 ・任意団体「ユースソーシャルワークみやぎ」を設立
・公益財団法人ベネッセこども基金と共同で「子ども・若者を支える支援者の養成および支援者間のネットワーク・コミュニティ創出・モデル化事業」を開始。